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初めての一人暮らし!知っておきたいお部屋探しのポイントは?
お部屋探し | 2022.09.06

初めての一人暮らし!知っておきたいお部屋探しのポイントは?

進学や就職を機に、親元を離れて初めての一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。
初めての一人暮らしはワクワクする気持ちでいっぱいになりますよね。
でもその反面、「お部屋選びを後悔したくない」「なにから始めていいのかわからない」など、お部屋探しに不安を感じることもあるでしょう。

今回は一人暮らしのお部屋探しで知っておきたいポイントを不動産会社ならではの目線で解説していきます!見落としがちなポイントや、注意しておきたいポイントなど、これからお部屋探しをする方はぜひ参考にしてみてください。

1. 一人暮らしのお部屋探しを始める前に決めておくべき3つのポイント!

最近では、インターネットを利用して簡単にお部屋探しができるようになったため、ある程度物件の目星をつけてから不動産会社を訪れる方がほとんどです。
しかし、いざ物件検索サイトで検索してみたら、「物件数がぜんぜんヒットしなかった」「物件数が多すぎてよく分からなくなった」という失敗談はよく耳にします。

実はお部屋探しには、始める前に決めておくべき順番があるのです。
このような失敗をしないためにも、一人暮らしのお部屋探しを始める前に3つのポイントを押さえておきましょう!

1. エリアを決める

エリアを決める画像

一人暮らしのお部屋探しを始める上で、最初に決めなければならないのがエリアです。
なぜならば、賃貸物件の家賃相場はエリアによって大きく変動し、さまざまな物件が存在するため、ここが定まっていないとお部屋探し自体が進めにくくなってしまうからです。

また、候補に挙げたエリアを訪れたことがない場合は、お部屋探しを始める前に探索しておくことをおすすめします。通勤のしやすさやお買い物環境、治安状況などをあらかじめ調査し、自分にとって最適のエリアを絞っていきましょう。

女性の方であれば、「人通りの多さ」や「夜の街の明るさはどのくらいなのか」などを調べておくと、より暮らしのイメージが湧いてくると思います。
候補に挙げたエリアを訪れることが難しい場合は、インターネット上の地図や街の口コミなどを参考にするのもいいでしょう。

2. 家賃の上限を決める

家賃の上限を決める画像

家賃は毎月の支出のなかでも大きな割合を占めるものです。一般的には「収入の3分の1程度を目安するべき」と言われており、例えば新入社員で手取り18万円の場合、おおよそ6万円程度の家賃になります。

家賃を決める時のポイントは、家賃の上限を決めることです。
家賃が高ければ理想に近い、もしくは理想を上回る物件がヒットするのは当たり前です。ですが、いくらその物件が気に入ったとしても、予算オーバーの物件を借りてしまうと、その分生活費を削る必要が出てきます。そのうえ、一度理想的なお部屋を見てしまうと、設備や広さを妥協することが難しくなるので、結果としてお部屋に不満を抱えたまま過ごすことになったりもします。

だからこそ、家賃設定をする際は"上限"を決めることが重要なポイントになるのです!
生活するためには家賃以外にも、光熱費や食費などさまざまなお金が必要です。それらを踏まえて、自分に合った家賃設定を考えましょう。

3. お部屋探しの条件に優先順位をつける

お部屋探しの条件に優先順位をつける画像

一人暮らしのお部屋探しは考えることがたくさんあります。例えば、家賃や間取り、駅からの距離、設備など出したらキリがないくらい希望はあるのではないでしょうか。しかし、希望条件がすべて叶うような物件はなかなか存在しないのが現実です。

そこで重要になるのが「条件の優先順位」です。
希望条件の優先順位の付け方は、①→③の順でおこないます。

①希望条件をいったんすべて書き出す
②書き出した希望条件の中から譲れない条件をピックアップする
③ピックアップした条件に優先順位をつける

こうすることで、なにが譲れない条件で、なにが重要なポイントなのか明確になり、お部屋探しは格段にスムーズになります。さらに譲れない条件が明確になっていれば、お部屋探しのイメージがぶれることなく進められます。

一人暮らしのお部屋探しを始める前に、最低限この3つのポイントは押さえておきましょう!

2. 一人暮らしのお部屋探しから引渡しまでの流れを知ろう!

お部屋探しの流れ画像

初めて賃貸物件を借りる方は、実際にお部屋を決めた後、どのような流れで進んでいくのかも気になるポイントですよね。
ここからは、お部屋探しから引渡しまでの流れを簡単に解説していきましょう!

① 不動産屋にて物件選び

一人暮らしのお部屋探しに関する条件と優先順位をしっかり伝え、不動産会社で物件情報を紹介してもらいます。あらかじめインターネットなどで気になっている物件などがある場合は、一緒に紹介してもらえるのか確認しましょう。

気になるお部屋は図面だけでなく、写真を見せてもらうのがポイントです。あらかじめ写真をチェックしておくことで、内見した際にイメージと違う・・・なんてことを減らせます。
最近は、360度のパノラマ画像が見られる物件も多いので、よりお部屋のイメージがしやすくなりました。

360°パノラマ画像でお部屋をチェック

② 内見

内見とは、実際に物件を訪れてお部屋の中を見学することです。
気になるお部屋を絞れたら、できる限り内見にいきましょう。

内見する物件が少なすぎる場合は「見足りない」と感じ、反対に多すぎる場合は「見すぎて分からなくなる」といったことはありがちな失敗談です。そのため、内見する物件は3件~5件に絞るとよいでしょう。
内見の時の注意点は後ほど詳しく紹介します。

③ 申込み

お部屋を決めたら、最初におこなう手続きは申込みです。

申込みは契約の前に入居したい意思表示と入居前の審査に必要な手続きとなっています。
物件はリアルタイムで動いているため、悩んでいる間にほかの人が決めてしまった、ということはよくあります。そうならないためにも、気に入ったお部屋が見つかった場合はなるべく早く申込みをしましょう。

④ 審査

申込書類を基にオーナー様や管理会社、保証会社などが入居審査をおこないます。
おもに家賃の支払いの能力をみられるため、収入証明書の提出を求められることが多いです。
収入証明書のない大学生や新社会人の一人暮らしの場合は、合格通知書や内定通知書などを提出するケースが多いので、あらかじめ準備しておくとスムーズに審査が進められます。

⑤ 契約

審査の承認が下りたら、次は契約です。

物件の契約内容を確認し、書類に署名・捺印をおこないます。その後、契約金を店頭で現金払い、または振込で入金する流れが一般的です。支払い方法や入金期日はあらかじめスタッフに確認しておいたほうが安心ですね。

また契約時には、発行から3ヶ月以内の契約者・入居者の住民票が必要となるケースが多いです。物件や契約内容によって必要になる書類が変わるため、こちらもあらかじめ必要書類を聞いておくといいでしょう。契約をスムーズに進めるためのポイントになります。

⑥ 引渡し

すべての手続きが完了したら、契約開始日からお引っ越しが可能となります。
賃貸契約の流れについてより詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください!
今からでも知っておきたい!賃貸契約からお引っ越しまでの流れを徹底解説!


賃貸契約の流れやお部屋探しでわからないことがあれば、どんな些細なことでも不動産会社に確認しましょう。
そうすることがお部屋探しを失敗しない大きなポイントでもあります。

3. 一人暮らしのお部屋探しを始める最適な時期を知ろう!

お引っ越ししたい日にちが決まったら、「そもそも入居希望日のどのくらい前からお部屋探しを始めたらいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここからは、一人暮らしのお部屋探しを始める最適な時期について紹介していきます!

一人暮らしのお部屋探しを始める時期

お部屋探しを始める時期画像

賃貸物件の場合、物件の申込から引渡しまでがおおよそ2週間前後となっています。
そのため、少し余裕を持って、お引っ越し日のおおよそ1ヶ月前~2か月前あたりからお部屋探しを始めるのがおすすめです。あまり早く探し始めても、契約開始日が当初の入居希望日よりも早くなってしまい、無駄な日割り家賃が発生する可能性があるため注意が必要です。

一人暮らしのお部屋探しにおすすめの時期

学生の場合

学生の場合、進学のタイミングで一人暮らしをスタートする方がほとんどです。

4月から進学する方は、1~3月あたりにお部屋探しをスタートさせるのがベストでしょう。この時期は、卒業を機に退去する方も多く見られるので、一人暮らし用の物件情報が豊富です。しかし、同時に競争率が高い時期でもあります。

不動産会社を訪れるとまだ退去していない物件を退去予定のお部屋(内見ができないお部屋)として紹介されることがありますが、特に競争率が高い時期の場合、「内見をしなくてもいいのですぐに申し込みたい」という方もいます。その結果、内見できる状況になる前に成約になってしまうケースはよくある話です。

この時期に募集が出ている好条件の賃貸物件は、成約までのスピードが速いこともお忘れなく!気になるお部屋が見つかった場合は、すぐにお問合せすることをおすすめします。

費用をおさえたい場合

費用をおさえたい方は、7~8月の夏の時期にお部屋探しをするのがおすすめです。

夏は気温が高くお引っ越しをする方が少ないため、この時期に空室になってしまった物件は、ほかの時期に比べると家賃相場がリーズナブルになっています。また、オーナー様も早めに物件を成約したい方が多いので、諸条件の交渉にものってもらいやすい傾向にあります。
さらに、引っ越し業者の価格も一番リーズナブルな時期なので、費用をおさえたい方にとって夏は最高のお引っ越しシーズンと言えます!

時期を選ばない方の場合

お部屋探しの時期を選ばない方におすすめしたいのは4月です!

3月退去予定の物件の場合、実際は3月上旬に退去する場合であっても、余裕を持って3月下旬退去予定で解約を申請しているケースが多いです。
3月下旬の退去からお部屋の原状回復に入る場合、入居が可能になるのはおおよそ4月上旬です。進学や就職を機に一人暮らしを始める場合、多くの方が3月中の入居を希望しますが、3月下旬退去予定の物件では入居が間に合わない可能性があるため、好条件の物件であってもあきらめざるを得ません。
つまり、好条件だけど成約につながらなかった物件は、4月には残っている可能性が高いということです!
お部屋探しの時期を選ばない方は、4月入居あたりの物件を検討してみてはいかがでしょうか。

4. 一人暮らしにおすすめの間取りを解説!

一人暮らしの定番の間取りといったら、ワンルームか1Kですよね。
ここからは、ワンルームと1Kの違いや、メリット・デメリットを中心に解説していきます!

ワンルーム

ワンルームとは、居室のなかにキッチンスペースがある間取りのことを表します。

ワンルーム

メリット
・仕切りがない分、開放感のあるお部屋になる
・キッチンスペースにも空調が行き届くため、快適に料理ができる

デメリット
・料理のにおいが居室に充満しやすい
・来客があった際に玄関から居室の中が全部見えてしまう

実際にワンルームで一人暮らしを経験していた方の口コミ

すべてが手に届く距離にあって楽チンだった

友達が来た時もおしゃべりしながら料理を楽しめた

寝ている時も冷蔵庫の音が聞こえてうるさかった

宅配業者が来た時に居室が丸見えで恥ずかしかった

デメリットの対策

ワンルームの場合、玄関から居室までの仕切りがないケースがほとんどです。そのため、宅配業者などの来客があった場合、玄関から居室の中までが丸見えになってしまいます。女性の場合は、居室の中が見えてしまうことは防犯面でも心配ですよね。
プライバシーを守るためにも、玄関につっぱり棒でのれんをかけて玄関と居室に仕切りを作り、居室が見えないように工夫するのがおすすめです。同じようにキッチンにつければ、簡易的な1Kにすることも可能です。

1K

1Kは、居室一部屋+キッチンスペースという間取りであり、居室とキッチンが分かれていることが特徴です。

1K

メリット
・家具が配置しやすい
・料理のニオイが居室に充満しにくい
・来客があった際も居室の中が見えない

デメリット
・ワンルームに比べて家賃相場が高い傾向にある
・キッチンまで空調が行き届きにくいため、冬は寒く夏は暑い
・キッチンスペースに家電を置ききれないケースもある

実際に1Kで一人暮らしを経験していた方の口コミ

居室6畳で仕切ることができたので、エアコンの効き具合が良かった

料理家電をキッチンスペースに置けたので、居室のレイアウトがスッキリできた

キッチンスペースが狭かったので、冷蔵庫を居室に置かざるを得なかった

デメリットの対策

居室とキッチンが分かれているといっても、キッチンスペースが広いとは限りません。お部屋によっては、冷蔵庫は居室に置かなければならないこともあります。
入居してから気付くことがないように、内見時にあらかじめ、冷蔵庫や電子レンジなどがキッチンスぺースに置けるか確認しておくこともポイントです。

ワンルームと1Kだけでも、これだけ使い勝手に違いがあります。
自分にとってどちらの間取りが使いやすいのか考え、お部屋探しの条件に入れてみるのもいいですね!

こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください!
一人暮らしで6畳のお部屋は狭くない?おすすめのレイアウトやアイデアを紹介!

5. 一人暮らしのお部屋探しで人気の設備を紹介!

ここからは、一人暮らしのお部屋探しで人気の設備を紹介していきます!

一人暮らしのシングルに聞いた設備ランキング2021
「付いていて当たり前」「付いていないと部屋を借りない」と思う設備・仕様

1位バストイレ別
2位エアコン
3位クローゼット
4位フローリング
5位二階以上
6位独立洗面台
7位TVモニター付きインターフォン
8位コンロ二口以上
9位マンション(鉄筋コンクリート構造)
10位ガスコンロ付きキッチン
11位オートロック
12位バルコニー
13位洗浄機能付き便座
14位エレベーター
15位宅配ボックス

SUUMO:一人暮らしのシングルに聞いた設備ランキング 2021

男女ともに人気ナンバーワンはバストイレ別

一人暮らしのお部屋探しをする際、最初に挙げられやすい設備条件は「バストイレ別」です。 バストイレ一緒の場合は洗い場がないため浴槽内でシャワーを使う必要がありますが、バストイレ別の場合にはゆっくり湯舟に浸かり、しっかり洗い場が存在するメリットがあります。

また友人が泊まりに来た際も、バストイレ一緒のタイプの場合は、どちらかがお風呂に入っている時はトイレを使用することができませんが、バストイレ別であればそういった心配もなくなります。ほかにも、トイレ用品の収納スペースが確保できるなど、バストイレ別にはさまざまな魅力があります。

その反面、バス・トイレ別の物件はバストイレ一緒の物件に比べて、家賃相場が高くなります。あまりこだわりがない方や、家賃を抑えたい方は、バストイレ別だけで選ばないようにしましょう。

最近ではシャワールームタイプのお部屋も増えてきています。バストイレ別の物件に比べると家賃相場もリーズナブルな傾向があり、お手入れもラクというメリットがあります。「家賃はおさえたいけど、バス・トイレ一緒の物件はちょっと」という方は、シャワールームの物件も候補にあげてみてはいかがでしょうか。

コロナ渦でより重視されるようになった設備

近年のコロナ渦により、6位の独立洗面台と8位のコンロ二口以上は、以前に増して人気の設備となっています。

独立洗面台は、一人暮らしのお部屋にはややリッチな設備です。ワンルーム・1Kといった間取りの場合、洗面台が浴槽の横にあるタイプが多いため、独立洗面台のあるお部屋の家賃相場は高くなってしまいます。しかし、コロナ禍の影響で手洗い習慣が定着してきた現代では、付いていて当たり前の設備になってきているのかもしれませんね。

同じように、コロナ禍で家にいる時間が増え、自炊に力を入れる方が多くなったことにより、料理がしやすいコンロ二口も人気が高まっています。
一人暮らしの場合、定番はワンルーム・1Kといった間取りになるため、コンロも比較的コンパクトなものが多いです。その場合、縦に二口付いているタイプよりも、斜めに二口付いているタイプのほうがお料理しやすいですよ。
コンロ二口を条件に入れる時は、この点に注目することも失敗しないお部屋探しのポイントです。

防音性や耐震性を意識した構造

賃貸物件で一番トラブルになりやすいのが、騒音トラブルです。
9位にあるマンション(鉄筋コンクリート構造)は、防音性や耐震性に優れていると言われている建物構造なため、音楽やテレビなど生活音が隣に聞こえないかなど、心配のある方には欠かせない条件なのかもしれません。ただし、性能が優れている分家賃相場は高めとなっています。

特に女性に人気の高い設備

5位の二階以上や7位のTVモニター付きインターフォン、11位のオートロックなどはどれも防犯面を意識したものであり、とくに女性に人気が高い設備です。二階以上やTVモニター付きインターフォンが付いている物件はアパートタイプでもありますが、オートロックが付いている物件はマンションタイプに絞られることが多いため、家賃相場がやや高くなります。
とはいえ、初めての一人暮らしでセキュリティーが心配な方にとっては安心材料の一つになると思うので、条件に加えてみるのもいいですね。

以上のように、一人暮らしのお部屋探しに関する設備条件はキリがないほどたくさんあります。しかし、希望の設備条件が増えれば増えるほど家賃相場は高くなってしまうので、自分には何が必要な設備なのかをしっかり考えることが大切です。
希望の設備条件にも優先順位を付け、自分にピッタリなお部屋を探していきましょう!

6. 一人暮らしのお部屋探しで内見する時のポイント!

内見のポイント画像

一人暮らしのお部屋探しで一番ワクワクするのが内見ですよね。でも、ただ物件を見学するだけではせっかくの内見がもったいないです!
ここからは、知っておくと充実した内見ができる、内見時のチェックポイントを紹介していきます。

日当たりの確認

日当たりの具合は、図面や写真だけでは分かりにくいものです。
住宅密集地では、窓を開けたら目の前に隣の建物があるケースも珍しくありません。日当たりが気になる方は日の当たる時間に内見し、窓を開けて確認しましょう。
また、図面に方角の記載もありますが、コンパスを持参して実際に確認しておくとより安心です。

防音性の確認

先ほども説明したとおり、賃貸物件で一番トラブルになりやすいのが、騒音問題です。

建物の構造上、アパートタイプに比べマンションタイプの建物のほうが、防音性が高い特徴があります。防音性を確認するためには、壁を叩いてみたり、壁に耳をあててみるといいでしょう。
ほかにも、お部屋の真ん中で手を叩いて音が響いていれば、外に音が漏れにくいお部屋ということが分かります。

大通り沿いや線路が近い物件の場合は、窓からどのくらいの音が入ってくるのかもしっかりと確認しておきましょう。

採寸

冷蔵庫置き場・洗濯機置き場・カーテンなどはあらかじめ内見時に採寸しておくと便利です。

現在も一人暮らしで家具家電を持っている方も新しく購入する方も、これらのサイズが分かっていれば「お引っ越しの時に入らなかった」といった事態を未然に防ぐことができます。
まれに、玄関ドアが狭くて家具家電が搬入できないケースもあります。念のため、玄関ドアの採寸もおこなっておくとより安心でしょう。

周辺環境の確認

せっかく現地を訪れるのならば、生活圏内に何があるのか、どんな雰囲気の場所なのか、実際に歩いて確認するのもおすすめです。地図上では分からない街の雰囲気を体感すると、より暮らしてからのイメージが膨らむと思います。

ほかにも、敷地内にゴミ捨て場がある物件は、物件の管理状況や入居者のマナーなどが現れる部分なので参考にしてみるのもいいですね。

7. 一人暮らしのお部屋探しで初期費用をおさえる物件選びのポイント!

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一人暮らしのお部屋探しは期待が高まる一方で、不安になるのが初期費用ですよね。
とくに賃貸物件を借りる時は、おおよそ家賃の5か月分程度が必要になると言われています。
初めての一人暮らしをする方は「できる限り初期費用をおさえたい!」というのが本音ではないでしょうか。

ここからは、高額な初期費用をおさえる物件選びのポイントを紹介していきます。

敷金礼金ゼロ物件を選ぶ

一人暮らしのお部屋探しで初期費用をおさえたい方は、敷金礼金ゼロをお部屋探しの条件に入れてみましょう!

これまでは、敷金礼金1ヶ月ずつという条件が一般的でしたが、最近は敷金礼金ゼロという物件が増えてきています。
しかし一口に敷金礼金ゼロ物件といっても、正確には敷金の代わりに退去時のクリーニング代を先に支払うケースがほとんどです。
ワンルーム・1Kで居室6畳ぐらいの物件であれば、3.5万円前後のクリーニング代を初期費用として支払います。とはいえ、クリーニング代のみであれば、初期費用を大幅におさえることができます。

フリーレントが付いている物件を選ぶ

フリーレントとは、通常契約開始日から発生する家賃が一定期間無料になる、その期間のことをいいます。

一人暮らしのお部屋探しで初期費用をおさえるためには、フリーレント物件は非常に魅力的なポイントです。例えば、契約開始日が4月1日で1ヶ月フリーレントの場合、4月分の家賃は無料、5月分から通常家賃を支払います。
「え?無料ってなんか怖い」と思う方もいるかもしれませんね。これはオーナー様側からすると、家賃を下げない代わりに早く入居者を決めたいという意図もあるので、安心してください。

ただし、フリーレント物件の場合は「短期解約違約金」があるケースも多いので注意が必要です。
短期解約違約金は、契約開始日から1年未満の解約時に違約金が発生することをいいます。
フリーレント物件を借りる場合は、この点をしっかりチェックしておきましょう。

保証会社加入不要な物件を選ぶ

連帯保証人を立てることができる方は、保証会社に加入不要な物件を選ぶのもポイント!

近年では、保証会社に加入必須の物件が多くなってきましたが、連帯保証人を立てられる場合は保証会社に加入しなくてもいいというオーナー様もいらっしゃいます。この条件を物件検索サイトで絞り込むことは難しいので、不動産会社で直接相談してみてください。
保証会社が不要になれば、保証料を支払う必要がなくなります。

オーナー様への条件交渉

「気に入ったお部屋が見つかったけど、初期費用が高い・・・」
そんな時は、不動産のスタッフから直接オーナー様に諸条件を交渉してもらいましょう!

例えば、もとは礼金1ヶ月の条件を礼金ゼロにしてもらうことや、家賃自体を下げてもらうことなど、直接オーナー様に交渉してもらうことができれば、自分の理想に近いお部屋になる可能性もあります。

しかしこういった条件交渉は、不動産会社とオーナー様の信頼関係があってこそできるものです。そのため、オーナー様と直接取引していない不動産会社の場合は、条件交渉ができないケースもあるので注意しましょう。

一人暮らしのお部屋探しをする際は、できる限りオーナー様と直接取引している不動産会社を選ぶこともポイントです!

8. 一人暮らしのポイントを押さえたら、さっそくお部屋探しを始めよう!

いかがでしたか?一人暮らしのお部屋探しのポイントは押さえられたでしょうか。
お部屋探しの流れや内見時のポイントなどを掴んでいれば、失敗することなくスムーズにお部屋探しができます。そのうえ、初期費用をおさえるコツを知っていれば、さらにいい賃貸物件を選ぶことができますね。
これからお部屋探しをする方はぜひ実行してみてください!

ハウス・トゥ・ハウスは東京都北部と埼玉県南部に特化した地域密着型の不動産です。
そのため、オーナー様と直接取引している物件が多数あり、お客様のご要望やご希望を直接交渉することも可能です!
一人暮らしのお部屋探しはハウス・トゥ・ハウスにお任せください。

こちらから来店予約もできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 お客様のご来店を心よりお待ちしております!