ハウス・トゥ・ハウスの
お役立ちコラム
2人暮らしにぴったりの部屋探し!押さえておきたいポイントは?
お部屋探し | 2022.06.18

2人暮らしにぴったりの部屋探し!押さえておきたいポイントは?

初めての2人暮らしや同棲はワクワクする気持ちでいっぱいになりますよね!
「どんな部屋にしようかな」「間取りは何がいいかな」とたくさんの理想が膨らむと思います。

でも、いざ2人暮らしを始めようと思うと「何から始めていいのかわからない・・・」という方や「そもそも賃貸物件に住んだことがない」「1人暮らしはしていたけど2人暮らしは初めて」など、その気持ちとは裏腹にちょっぴり心配な気持ちがでてくるかもしれませんね。

ここからは不動産営業を6年間行ってきたお部屋探しのプロが、2人暮らしで失敗しないためのポイントを解説していきます!
2人の新生活を楽しくスタートするために、ぜひ参考にしてみて下さい。

1. 2人暮らしの部屋探しをする時は、最初にエリアを決めよう!

エリアを決めるイメージ画像

お部屋探しを始める上で、最初に決めなければならないのがエリアです。 なぜならば、賃貸物件はエリアによって家賃相場が大きく変動し、エリアによってさまざまな物件があるので、ここが定まっていないとお部屋探し自体が進めにくいためです。

2人暮らしでエリアを決める際は、お互いの勤務地や学校に通いやすいなど、利便性を重視して決めることが大切です。
住み始めてからの不満やストレスに繋がらないように、ここは十分話し合って決めていきましょう!
その次に、家賃→間取りという順に決めていくとスムーズにお部屋探しがおこなえます。

また、住みたいエリアに訪れたことがない場合は、お部屋探しを始める前に視察しておくといいでしょう。
例えば、帰宅が遅くなりがちな方は「夜遅くまで営業しているスーパーや飲食店があるのか」「夜の街の明るさはどのくらいか」などあらかじめ知っておくとより暮らしのイメージが湧いてくると思います。
ほかにも、「休日に2人でゆっくりできるカフェがあるか」などお出かけスポットを調べておくと2人暮らしもますます楽しみになりますね!

街の雰囲気や住みやすさを体感しておくことは、お部屋探しにおいてとても大事なことです。
もし実際に街を訪れることが難しい場合は、インターネット上の地図検索でもいいので調べてみましょう。
最近では、マップ上にお店の詳細や口コミも載っているので、簡単に周辺環境を知ることができます。
ぜひ試してみて下さい。

2. 2人暮らしのお部屋探しの条件を相談して、優先順位をつけておこう!

相談するカップルイメージ画像

2人暮らしのお部屋探しを考えると、家賃や間取り、駅からの距離、設備など出したらキリがないくらい希望はあると思います。でも、希望条件がすべて叶うような物件はなかなか存在しないのが現実です。
そこで、重要になるのが「条件の優先順位」です。

特に、2人暮らしの場合は譲れない条件がたくさんあると思うので、いったん条件を書き出してみましょう!
希望条件を書き出したら、その中から譲れない条件をピックアップしてみて下さい。そして、ピックアップした条件に優先順位をつけていきましょう。
こうすることで、2人にとってなにが譲れない条件なのか自ずと見えてきます。

譲れない条件が見えてくるとお部屋探しは格段にスムーズになり、お互いのお部屋探しのイメージがぶれることなく進められるのです。
2人の希望条件に優先順位がついていないままお部屋探しをおこなってしまうと、下記のようなケースで物件を比べ、悩むことが多くなります。

具体例画像

そんな時、なにを重視したいかが決まっていればお部屋選びに悩むことも少なくなります。
賃貸物件のお部屋探しで希望条件に完全にピッタリのお部屋を見つけることはとても難しいです。
だからこそ、譲れない条件に優先順位をつけ、2人の理想に近いお部屋を見つけましょう!

3. 2人暮らしにピッタリな間取りをチェック!

間取りに悩む画像

どのような間取りを選ぶかは、2人暮らしを快適に過ごすためにとても重要です。
2人暮らしの間取りとしては、1DK・1LDKまたは2DK・2LDKあたりの間取りが人気が高いですが、ライフスタイルによっておすすめの間取りも変わってきます。

1DKとは居室一部屋+ダイニングキッチンがある物件のこと、1LDKは居室一部屋+リビングダイニングがある物件のことを指します。簡単に例えると、1DKはダイニングテーブルが置けるくらいの広さで、1LDKはダイニングテーブルとソファーが置けるくらいの広さです。
つまり、DKとLDKの違いは広さの違いのことを意味します。そして、2DKや2LDKは居室が二部屋あるということです。

《 最低必要な広さ(畳数)の目安 》

1部屋DK4.5畳以上LDK8畳以上
2部屋DK6畳以上LDK10畳以上

引用:公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会
https://www.sfkoutori.or.jp/jireikoukoku/tokuteiyougo-shiyokijun/

ここからは、間取りのタイプ別に特徴をチェックしていきましょう!

1DKと1LDK画像

1DKと1LDK

初めての同棲や新婚さんにおすすめ!

1DKや1LDKは、食事をしたり二人でくつろいだりするお部屋が1つ、寝室を1つという使い方をする方が多く、カップルや新婚さんに向いている間取りと言えます。

そして、1DKや1LDKは間取りのタイプ自体が新しく、比較的築年数の浅い物件が多いことも特徴です。水回りがキレイだったりと魅力を感じることが多いため、人気が高いことも納得ですね。
その反面、これらの間取りは家賃相場がやや高めになるので、しっかり予算の上限を絞ってお部屋探しをしましょう!

2DK・2LDK画像

2DK・2LDK

お互いにプライベート空間を確保したい方、今後家族が増えたらと考えている方におすすめ!

2DK・2LDKは居室が二部屋あるタイプの間取りのため、様々な部屋の使い方ができます。
例えば、一部屋を居室、もう一部屋を趣味の部屋にしてお互いプライベートの空間を作ることや、赤ちゃんが産まれたら一部屋は子供部屋にするなど、色々なレイアウトを楽しめます。

また、2DKの間取りは1980年代に建てられた物件によく見られた間取りで、やや築年数が経過していることから広さの割には家賃相場が安めです。
そのため、初めての同棲などで家賃を抑えたい方におすすめの間取りとなっています。

近年では、内装のみを新品にリフォームした「新築ソックリさん」という物件も流行っています。
こういった物件はコストパフォーマンスの良さから人気ですぐに入居が決まってしまいます。
見逃さないように最新物件は随時確認しておきましょう!

4. 2人暮らしで必要な設備は?

設備イメージ画像

ここからは2人暮らしのお部屋探しでよく条件に挙げられる人気の設備について紹介していきましょう!

追い炊き機能

2人暮らしでは入浴時間がずれてしまうことも多いため、追い炊き機能が人気の設備として挙げられます。
近年では、追い炊き機能が付いている物件も増えてきましたが、これまでは設備にないことが当たり前でした。そのため、希望条件に追い炊き機能を追加すると、家賃が上がる傾向にあります。
2人で話し合ってみると、どちらかはシャワーだけで十分ということもあります。2人の生活リズムを考えて、条件に入れるかを検討しましょう。

独立洗面台

2人暮らしの場合、洗面台に置きたいアイテムは一人暮らしの時の倍になります。例えば、化粧水や乳液、洗顔や髭剃り、ハンドソープやドライヤーなど思いのほかあります。
お互いがストレスなく生活できるように、収納力も兼ね備えた独立洗面台はあった方が便利ですね。

また、独立洗面台はお風呂場の前にある物件が多いため、そのスペースを脱衣所としても利用できるのもポイント。脱衣所がない場合はキッチンや居室で脱衣しなければならないのでお友達が来た時に困ってしまうことがあります。
とはいうものの、この条件も家賃相場をやや高めてしまうため、2人にとって重要でない部分であれば、条件からはずして家賃を抑えた方がいいでしょう。

2口以上のコンロ

引っ越しを機にしっかり自炊をしたい方や一緒に料理を楽しみたい方も多いと思います。
特に女性から条件に上がりやすいのが、2口以上のコンロですね。
2人暮らしができる物件の場合、この設備は比較的付いていることが多いですが、条件が増えればその分物件は絞られてしまうので、必須条件にするのか決めておきましょう。

収納

実際に暮らしてから気付くことが多いのが、収納問題です。
1DK・1LDKは、衣類を収納できるスペースが居室に1か所のみ、という物件がほとんどのため、「それぞれの収納を分けることができない」「洋服が入りきらない」なんてことはよくある話です。
最近では、収納の中を歩ける大きさのウォークインクローゼットがついている物件もありますが、このタイプの収納が付いている物件は、件数としてはかなり絞られてしまいます。

押入の場合、ハンガーのまま衣類を収納できないと思われがちですが、押入の中に突っ張り棒を入れれば、ハンガーパイプの代わりになります。
収納力がアップするおすすめの方法なので、押入の場合はぜひ試してみて下さい!

いずれにしても、自分たちの洋服がどのくらいあるのか確認することや収納に合わせて洋服を処分しておくのがよいでしょう。

お互いが快適な生活を送れるように2人の生活リズムを考慮して、必要なもの・そうでないものをリストアップし、設備条件にも優先順位をつけておくことをおすすめします。

5. 2人暮らしでの内見時の注目ポイント!

内見イメージ画像

2人の希望条件に近い物件が見つかったら、物件の写真を確認し、物件を絞っていきましょう。

物件を絞る際に写真を確認することは、お部屋探しをスムーズにおこなうポイントです!
あらかじめ写真を確認しておくことで、内見した際にイメージと違う・・・なんてことを減らせます。最近は、360度のパノラマ画像が見られる物件も多いので、よりお部屋のイメージがしやすいです。
新築物件や改装中の物件の場合は内見できないことが多いので、どのような仕様になるのか店頭で詳しくスタッフに聞き、参考にした方がいいでしょう。

また、内見する物件が少なすぎる場合は「見足りない」と感じ、反対に多すぎる場合は「見すぎて分からなくなる」といったことはよくある失敗です。したがって、内見する物件は3件から多くても5件に絞ることをおすすめします。

さて、物件が絞れたら実際に内見に行きましょう!
内見は2人そろって見るのがベストです。

ここからは2人暮らしでの内見時の注目ポイントを解説していきます。

①日当たりの確認

図面や写真だけでは日当たり具合は分かりにくいです。住宅密集地では、窓を開けたら目の前に隣の建物があるケースも珍しくありません。日当たりが気になる方は窓を開け、日の当たる時間に内見をしましょう。
また、図面に方角の記載もありますが、コンパスを持参して実際に確認しておくとより安心です。

②コンセントの位置

意外と見落としがちなのがコンセントの位置です。例えば、「ソファーを壁にぴったりくっつけて置く予定だったのに、実はコンセントがあった」など、引っ越してから気付き、もう一度家具の配置を考え直さなければならないケースも多いのです。
あらかじめ内見時に確認しておけば、引っ越しをする前に、コンセントの位置を考慮しながら家具の配置などを考えることができます。そうすれば、「コンセントが使えない・・」なんてもこともなくなりますね。
コンセントの位置はもらった図面に記入しておくと、あとから見てもわかりやすいのでおすすめですよ!

③採寸

2人暮らしでは、家具選びも楽しみのひとつでワクワクしますね。
お部屋のサイズに合う家具を購入するためにも、洗濯機・冷蔵庫・カーテンなど必要最低限の採寸は内見時におこなっておきましょう。

また、それぞれ一人暮らしをしていた2人が一緒に住む場合は、どちらの家具を使用するか、または処分するかの話し合いも重要です。あらかじめ決めておくとスムーズに引っ越し準備ができるでしょう。

④周辺環境の確認

せっかく現地を訪れるのならば、生活圏内に何があるのか、どんな雰囲気の場所なのか、実際に歩いて確認するのもおすすめです。地図上では分からない街の雰囲気を体感すると、より暮らしてからのイメージが膨らむと思います。

ほかにも、敷地内にゴミ捨て場がある物件は、物件の管理状況や入居者のマナーなどが現れる部分なので参考にしてみてもいいですね。

6. 2人暮らしで注意しておきたいポイントは?

ここからは、2人暮らしで注意しておきたいポイントを説明していきます。

①2人入居が不可の物件もある

2人暮らしにおすすめの間取りを紹介してきましたが、物件によっては「2人入居不可」の場合もあるので注意が必要です。
2人暮らしに十分は広さがあっても、「単身専用」または「家族以外の2人入居は不可」「ルームシェア不可」という制限付き物件も存在します。

カップルの場合

カップルの場合は、ルームシェア扱いになるケースもあれば、結婚を前提にした同棲であればOKなケースもあります。貸主様によって考え方は様々なので、物件ごとに確認が必要になります。

友人同士の場合

友人同士の場合は、入居者が途中で入れ替わっているケースや、どちらかが退去してしまい残された方だけでは家賃が払えず滞納してしまうケースなど、様々なトラブルが起こる可能性があります。
そのため、貸主様によっては友人同士はお断りとしているケースもあります。

兄弟姉妹の場合

兄弟姉妹の場合は、2人暮らし可能物件であれば比較的OKなケースが多いです。

「気に入った物件を決めようと思ったら、実は2人入居不可だった」という残念な結果にならないためにも、あらかじめ2人入居が可能かどうか、物件の問い合わせをする際に確認することをおすすめします。

②引っ越し時期

申込みから2~3週間くらいで契約開始が一般的

物件により変わりますが、一般的に即入居可能な物件は申込みから2~3週で契約開始となり、家賃が発生します。初めて賃貸物件を借りる方は「こんなに早いの」と驚く方も多いです。
余計な家賃を払わないようにするためにも、引っ越し時期の1か月前くらいから実際に不動産でお部屋探しするのがベストです。

とはいえ、もっと早めにお部屋探しを始めたいという方いるでしょう。
そのような場合は、改装中の物件やオーナー様が自己管理している物件を中心にお部屋探しをしてみて下さい。これらの物件は比較的入居時期の相談がしやすい傾向にあるので、オーナー様に希望の入居時期を交渉するのも一つの手です。

入居時期が先の場合は、建築中の新築物件も候補にしてみてもいいかもしれませんね。ただし、新築物件の場合は完成日から契約開始となるケースが多いため、契約開始日が選べない可能性もあります。新築物件も候補に入れる場合は、完成日に注意しましょう。

解約予告が何か月前なのか確認する

すでに賃貸物件を借りて住んでいる方は、現在住んでいるお部屋の解約予告が何か月前なのか確認しておくことをおすすめします。
一般的には、解約予告が1か月前の物件が多いです。この場合は、物件が決まってから解約予告を提出しとしても家賃の重複が2週間くらいで済みます。

しかし、物件によっては解約予告が2か月前や3か月前の物件もあるので注意が必要です。この場合、物件が決まってから解約予告をおこなうと家賃の重複が期間が長くなってしまいます。
引っ越しをすることが確実な方は先に解約予告をおこない、退去日までに入居可能なお部屋を探すという方法もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

③連帯保証人や緊急連絡先を用意しておく

賃貸物件を契約する場合には、「連帯保証人」や「緊急連絡先」などを契約者・入居者とは別に立てることが必要になります。
従来は、家賃滞納など万が一の場合に備えて、連帯保証人を立てることが主流でしたが、近年では連帯保証人を立てない代わりに家賃保証会社に加入が必須という物件が増えています。

また、家賃保証会社に加入する場合は、何かあった時の連絡先として緊急連絡先が必要になります。
基本的には、連帯保証人も緊急連絡先も親族に限るというケースが多いので、2人暮らしを始める前には親御さんや兄弟などの親族に依頼できるか確認しておきましょう。

また、物件の申込時に、申込書に連帯保証人や緊急連絡先の個人情報を記入するため、あらかじめ聞いておくか連絡が繋がるようにしておくとスムーズに手続きがおこなえます。

7. 2人暮らしのコツを押さえたら、さっそく部屋探しを始めよう!

いかがでしたか?2人暮らしのお部屋探しのポイントは押さえられたでしょうか。
譲れない条件に優先順位をつけるなど、2人でしっかり話し合いを行うことが失敗しないお部屋探しのポイントです。
事前情報の収集ができたら、さっそく具体的にお部屋探しをはじめてみましょう!

ハウス・トゥ・ハウスは東京都北部と埼玉県南部に特化した地域密着型の不動産です。
そのため、オーナー様と直接取引している物件が多数あり、お客様のご要望やご希望を直接交渉することも可能です!
二人暮らしのお部屋探しはハウス・トゥ・ハウスにお任せください。

こちらから来店予約もできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お客様のご来店を心よりお待ちしております!