今日は知る人ぞ知るちょっとマニアックなスポットをご紹介したいと思います!
今回ご紹介するのは、京成本線にかつてあった博物館動物園駅の跡。博物館動物園駅という名前のとおり上野公園内にあります。
東京国立博物館近くにある駅の入り口を見てみると、なんだか永田町にある巨大建造物を思わせるような不思議な佇まいです。1933年に開業したそうなのですが(ちなみに永田町のアレは1936年に竣工)、この頃の最先端の建築デザインだったのでしょうか・・・。
パンダブームの頃とかはだいぶ利用客がいたようなのですが、ホームが短く4両編成の電車しか止まれないため徐々に本数が少なくなって利用客も減ってしまい、1997年に営業休止(正式な廃止は2004年)。
こうして幻の駅となったというわけです。わたしが上京してきたときにはすでにこの駅はなくなってしまっていたので1度も利用したことはありません。
現在は、駅跡に行くと案内板が掲げられていてそこが駅だったとわかるようになっています。
駅舎が賑わっていた頃を想像してみるとなんともノスタルジック。残念ながら中に入ることはできませんが、京成本線に乗って、京成上野駅~日暮里駅間で目を凝らしていると幻のホームが見えてくるはず!廃墟っぽい雰囲気もマニアにはたまらないですよ~。
ぜひぜひ、博物館や動物園のついでにふらっと立ち寄ってみてください!